そだち そだてる いちはら
くらす はたらく いちはら

もっと早く開けとけば良かった扉

大渕 孝之 さん
取材日 2025年3月26日/文・写真 Daisuke Nagai
都内の職場に通勤しながら五井での暮らしを満喫している、化学メーカー勤務の大渕さんに、市原に住み続ける理由と面白さを伺いました。
会社員(化学メーカー勤務)大渕 孝之 / Takayuki Ofuchi
年齢 37歳
移住時期 2022年3月
移住エリア 五井地区
お気に入りの場所 sloppy room 33号店
プロフィールデータプロフィールデータ

天性の飛び込み力

現在は化学メーカーでマーケティングと新規事業開発に取り組む大渕さん。新潟県十日町市ご出身で、小さな頃から勉強は得意だったとのことですが、それ以外にも、小学生時代はクロスカントリースキーを習い(すごい)、中学校では卓球部、高等専門学校ではラグビー部、大学では映画サークルとサバイバルゲームサークルと、色々なことに興味を持ってどんどん飛びこんできたそうです。

映画サークルで制作した作品の1シーン

地元の高等専門学校から関西の国立大学工学部に編入し、大学院まで修了。その後は山口県の化学メーカーに総合職として入社。
山口の研究所で9年勤務したのち、グループ会社の研究所への出向で2022年に市原に移住しました。

明るくユーモアたっぷりにお話ししてくれる大渕さん

開けてみた扉

そんな大渕さんが市原、五井に住み続けるきっかけとなったのが、五井のちょっと変わったお店。
いつも通勤中に見かけていた手作りの看板が気になって「いつか行ってみたいなぁ」と思っていたところ、数日間の禁酒を経て健康診断を終えた日の夜、勇気を振り絞ってその扉を開けてみました。

sloppy room 33 号店(写真提供:大渕さん)

オーナーさんや同席したお客さんたちと話しているうちに楽しくなり、閉店後にオーナーさんたちと2軒ハシゴ酒(笑)20時の初めましてから気がついたら2時。温かい皆さんと一気に打ち解けて、このまちが好きになってしまいました。

「グループ会社への出向が終わって日本橋の東京本部へ異動になったんですが、スロッピーとみんなのせいで引っ越せなくなりました」
大渕さんは照れくさそうに笑います。

五井への扉を開けてくれたお店でオーナーと

だんだん故郷に

会社も忙しい大渕さんですが、仕事終わりにはほぼ毎日五井のまちで寄り道。
今ではスロッピーを始めとして、カレー屋やバーなど行きつけのお店が6軒くらいはあるそうで、でもやっぱり週に4回はスロッピーに顔を出してしまうそう。

それは、このお店でできた仲間たちに会いたいから。
転勤で引っ越してきて、会社以外では地域に知り合いもいなかった大渕さんも、今ではこう言います。
「仲間の輪も広がってきて、だんだん故郷の一つのような気持ちになってきました」

お昼ご飯はお弁当を作って持っていくくらい、実は料理が好きという大渕さん。自宅でカレーを作って、仲間を招いて一緒に食べてみたり、地域のお店やイベントに顔を出してみたり。イベントでまたカレーをふるまってみたり。
気がついたら飲みサークルのようなものもできて、ゆるやかに集まった10名くらいで飲みに行ったり、今は4月の花見を計画しているなど、大人になってできた友達との時間を楽しんでいます。

取材当日も、終わった後は仲間との楽しいお酒を

面白い人たちと面白いことを

休みの日にはフィットネスジムやヘッドスパ、整体に行くなど、健康的な趣味もお持ちの大渕さん、それ以外にも仲間のおかげで色々な体験ができているそう。
「市原には面白い人がたくさんいて、そういう人たちのつながりやコミュニティに混ざっていくとどんどん楽しくなりますね。音楽とか文化・芸術に興味を持っている感性豊かな人も多くて、ものづくりのワークショップなど、やったことのなかった面白そうなことも、仲間と一緒に体験させてもらえています。」

ワークショップで大渕さんが作ったメガネ。いつもオシャレなメガネをかけいますが、実は伊達メガネ!

大渕さんからのメッセージ

ご自身と同じように会社勤めをする方々に向けて、大渕さんはこんなメッセージをくれました。
「市原に住んで、サラリーマンをやっているみなさんも、自宅と会社の行き来だけじゃなくて、一度まちに飛び込んでみると、どんどん暮らしが楽しくなると思いますよ。ぜひ勇気を持って、ちょっと気になる変わった個人店の扉を開けてみてください。きっと良い出会いが待っていますよ♪」

そしてこう付け加えます。
「スロッピーで声をかけてくれれば、面白い仲間も行きつけのお店も紹介します。ぜひ一度来てみてくださいね!」
そんな大渕さんは今日も五井のどこかで仲間たちとの夜を楽しんでいます。

キープしたボトルには、個性的な目印が
さあ、みんなに会いに、いつものお店へ

リンク

大渕さんの五井への扉を開いてくれた行きつけのお店
sloppy room 33号店

特集・インタビュー

特集・インタビュー一覧へ特集・インタビュー一覧へ